カテゴリ：2014年度 海外事情12014年09月07日（日） 14:09

9/6　海外事情１　25日間のアメリカ生活最終日

　こんにちは。引率者の大石勇起です。

　本日は、Corvallisでの海外事情１の最終日でした。学生たちは、荷物の確認や荷造り、最後のお土産の買出しなどに行っていました。私は小澤先生たちと最後のCorvallis市内散策に行ってきました。ファーマーズマーケットやCorvallisで評判というパンやケーキの店「New Morning Bakery」、本屋「Book Bin」、スーパー「WinCo」等を周り最後の一日を満喫しました。

　本日でアメリカでの全日程を終え、日本へ帰国することとなります。8月13日の出発から25日間という期間をこのアメリカの地で過ごしました。日本を出る時には、とても長い日々になると想像しておりましたが、今となっては非常に短いものであったと感じています。

　アメリカ到着2日目からOSUでの本格的な生活が始まりました。様々なオリエンテーションを受けると共に、施設見学などを通じて、学生たちも日本の大学とのスケールの大きさの違いに驚かされていたと思います。

　1週目においてはプレスメントテストやWelcome Partyなどのイベントがあり、これらによって学生は徐々にアメリカでの生活に慣れていくという様子でした。こちらでは、今年度から自炊を推奨し、自炊に必要な用具の買出しにも行きました。1週目の週末には、オレゴンコーストに出かけ、アメリカの自然の雄大さを感じ、OSUの海洋センターに立ち寄り見聞を深めました。

　2週目からは、英語の講義も始まり、学生たちは毎日勉学に励んでいました。講義は、午前3時間、午後1時間ほどの時間で行われ、アメリカ人の講師の方が英語で話し、それを理解し、問題を解いたり、対話をしたりするというものを行なっていたそうです。講義の時間には、街に繰り出し現地の方と対話をしたり、様々な施設を見学したりもしたということです。2週目の週末にはオレゴン州で一番大きな都市である、Portlandの見学にも行きました。グループ毎に分かれ、ポートランドの街を見学し、日本の都市とアメリカの都市の違いを感じたことでしょう。

　3週目に入ると学生たちも現地での生活に慣れ、空いている時間ができるとDown Townやスーパーなどに脚を運んだり、グラウンドや体育館でスポーツをしたりしている姿をよく見かけました。私も学生たちに混ぜてもらいスポーツ等を楽しませてもらいました。8月27日にはOregon State Fairという日本の「夏祭り」のようなものに出かけ、ここでもアメリカの文化を肌で感じることができました。3週目の週末には、FootballとRaftingという大きなアクティビティが行われました。Footballでは日本の大学スポーツでは感じられないような熱を体感し、Raftingでは大自然に囲まれアメリカの大自然を感じ素晴らしい経験ができました。9月1日にはWoodburn Premium Outletsに出かけ、学生たちは思い思いに品々を購入していました。

　昨日、アメリカでの講義が終了し、Certificate Ceremony（修了式）が行われました。全員修了することができ、授業を担当してくださっていた先生方から修了証書が授与されました。終了式の後には、本プログラムをセッティングしてくださっているKathleenさん、講義を担当してくださった先生方、ボランティアとして手伝ってくださった方々にサプライズとして、歌、一人一人のメッセージを書いたスライドショー、英語でのスピーチを行いました。今回のサプライズは、松田健太郎君の発案によるもので、本当に素晴らしいサプライズプレゼントとなっていたと思います。スピーチは、今回の海外事情１の学生リーダーである、白澤伊織君が行なってくれました。英語があまり得意ではないという白澤君ですが、リーダーとしてしっかりと大役を果たしました。歌を歌い終わったときに、Kathleenさんや先生の目に涙が浮かんでいたことは大変印象に残っており、私自身も心に響くものがありました。学生たちが心を合わせて作り上げたからこそお世話になったみなさんに思いが伝わったのだと思います。

　学生たちは4週間弱と時間をアメリカで生活したことを通じて、大変濃密で何事にも代え難い経験を出来たのではないでしょうか。一人一人経験したことは違うはずです。時には失敗をし、時には叱られ、時には喜びと様々なことを体験したアメリカ生活だったでしょう。もうアメリカに来ることはないという学生もいれば、アメリカや海外にまた足を運び学び、そして行く行くは海外で働いてみたいと思った学生もいることでしょう。この留学を通して得られた経験や、感じたことを今後の学生生活および人生に大いに生かしてください。

　最後に、この場をお借りして今回の海外留学にてご協力いただきました皆さんに謝意を伝えさせていただきたいと思います。KathleenさんをはじめとするINTO OSUのスタッフの皆さん、ボランティアを務めていただいた皆さん、他にも様々なことで私どもを支えてくださった皆さん、誠にありがとうございました。また、この地で皆さんとお会いできることを心より願っております。

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