■留学レポート（2019/11/3）

＜生活について＞
夏が終わりマルタも肌寒くなってきました。

⼤学での授業ではディスカッションが主流で、学生同⼠ではマルタ語が使⽤されていたり、英語で会話していたとしても話すのが速くて聞き取るのがいまだに⼤変です。マルタ大学には自分と同じように建築を学んでいる留学⽣が何⼈かいますが、アジア⼈は僕⼀⼈で、学内でもあまりアジア⼈に出会わないのでちょっと新鮮です。

＜学修について＞
Design Workshopという授業ではMeditation Building の設計をしています。学生⼀⼈⼀⼈が、どのようななこと考えているかなどを先⽣と相談しながら設計をしています。話しているすべてが理解できてるわけではありませんが、マルタの⼈達は概念とかイメージをより⼤切にした設計が多いように思います。
また、驚くことにこちらでは授業の時間がよく変わります。例えばDesign Workshopの授業では、Facebookで毎週何時に授業をするか発表されます。なので、もし確認し忘れると意図せずして授業が終わっていたりします。他にも、授業で使うスライドがあらかじめインターネットに上がっているため、授業中にノートパソコンを開いてそれを⾒ながら授業を受けてる⼈もいます。授業のスタイルの違いが⾯⽩いです。
Sustainable Development という授業では、持続可能な建築についてを学習しています。「どんなものを残していくべきなのか」といったことや、「価値を損なわないと見込まれる建築物にはリノベーションして新たな付加価値をつける」ことについて、実例を⾒ながら学んでいます。