春季リーグ最終戦は愛知学院大との対戦でした。
勝てば準優勝、負けると3位となる試合でした。
1セット目、いきなりセッター田代(1年)のサービスエースから始まり、順調な立ち上がりを見せます。
さらにこの日絶好調だったOP福吉(3年)のサービスエースで、8-4とリードし愛知学院大が1回目のタイムアウトを取ります。その後お互い譲らずサイドアウトを重ねますが、ロングラリーを制され、12-11と1点差まで詰め寄られます。しかし、福吉のブロックポイント、エース永井の時間差などが決まり、17-12と再びリードを広げ、愛知学院大が2回目のタイムアウト。MB小林のサーブで崩してからの福吉のバックアタック、山本(4年)のクイックで連続ブレイクし、22-15とさらにリードを広げます。終盤、中林(1年)のブロックポイント、田代のサービスエースでさらに差を広げ、25-16で1セット目を先取しました。
2セット目。序盤、両チーム譲らずサイドアウトが続きますが、山本のブロックポイント、中林のサービスエースで連続ブレイクし、10-8とリードを奪います。相手チームのミスを挟み永井のダイレクトスパイクで、さらに連続ポイントし、12-8とリードを広げます。相手チームのブロックポイントで差を詰められますが、福吉のサービスエースなどで再びリードを広げ、16-11とし愛知学院大が2度目のタイムアウトを取ります。その後、サイドアウトが続きますが、相手チームの連続サービスエースで20-18と差を縮められます。しかし、福吉のサービスエースで再びブレイクし、リードを保ったまま25-21で2セット連取しました。
3セット目。序盤から一進一退の攻防が続きますが、福吉のスパイクなどで14-11とリードを奪います。しかし、ミスが続き15-16と逆転を許してしまいます。1点差のまま終盤に突入しますが、福吉が連続してブロックされ18-21とリードを広げられてしまいます。その後、差を詰められないまま、最後は相手チームのサービスエースで20-25とセットを取られてしまいました。
4セット目。序盤サイドアウトが続きますが、相手チームのファインレシーブでなかなか得点できず、6-9とリードを許してしまいます。しかし、キャプテン永井のスパイクなどですぐに10-10の同点に追いつきます。さらに小林のブロックポイント、サービスエースで17-15とリードを奪います。しかし、ラリーからなかなかポイントできず、18-20と逆転を許してしまいます。そのまま、差を詰めることができず、22-25でセットカウント2-2と追いつかれてしまい、最終セットに突入します。
5セット目。両チームともに一歩も譲らず、一進一退の攻防を展開します。微妙な判定がある中、選手たちは紳士的に対応し、集中力を切らすことなく素晴らしいゲームを繰り広げ、デュースに突入します。ここからは、両チームエースの素晴らしい打ち合い、リベロのファインレシーブ合戦でした。最後はリベロ備(2年)のファインレシーブからエース永井のスパイクが決まり、22-20で激戦を制することができました。
この結果、大同大学バレーボール部創部以来最高順位の準優勝で春季リーグを終えることができました!!
また、個人賞ではキャプテン永井がベストスコアラー賞、備がベストリベロ賞を受賞いたしました。
選手たちは、リーグに向けて苦しいトレーニングに励み、厳しい合宿を乗り越えて参りました。本当によく頑張ってくれたと思います。目標である優勝に届くことは出来なかったものの、選手たちの成長には本当に目を見張るものがありました。今後、西日本インカレ、天皇杯がありますが、こちらでも良い成績が残せるように邁進して参ります。
最後になりましたが、応援に駆けつけてくださった、ご父兄、OB、大同大学教職員の皆様、本当にありがとうございました。皆様の応援の力で今までで最高の成績を残すことができました。今後もさらに楽しく強い大同バレーをお見せできるよう、努力して参りますので応援の程、よろしくお願い申し上げます。