2018.11.02 学生の活躍/建築学科 土木・環境専攻
10/28(日)付中日新聞で不登校の子どもの居場所つくりの取り組みが紹介されました/小池まいさん
子どもたちとパズルで遊ぶ小池さん
土木・環境専攻3年の小池まいさんが出身高校の同級生たちで、不登校の子どもの「居場所づくり」に取り組んでいることが、10月28日(日)付の中日新聞で取り上げられました。
小池さんたちは、自らの経験を基に、学校に居場所を見つけられず悩んでいる不登校の子どもたちを支援しています。
活動のきっかけは、取り組みの代表を務める小池さんの同級生が、九州の定時制高校生が不登校の子どもの居場所をつくっていることをインターネットで知ったこと。「自分にもできるかも」と記事をフェイスブックで紹介したところ、小池さんが「あったらいいね」と賛同し、活動が始まりました。二人はまず四日市市のこども未来課に相談し、市のこども子育て交流プラザ内で月2回、不登校の子どもの相談を受けたり一緒に遊びながら、不登校からの第一歩を後押しする活動をすることになりました。
昨年11月からは小池さんの誘いで同じ高校出身の仲間が加わり、現在に至ります。活動を始めて1年半で、不登校の生徒と会えたのは一人だけでしたが、この活動が新聞に掲載されたことで、早速、中学生の女の子が親子で相談に訪れたとのこと。
交流プラザを訪れる生徒が不登校であってもなくても、「学校や家庭以外で話を聞いてもらえる場所があることが大切」と、子どもたちの悩みに耳を傾けています。