2019.04.15 大学院/学生の活躍
日本設計工学会東海支部 研究発表講演会学生優秀発表賞を受賞しました!/川元信国さん
受賞した川元さん
3月2日(土)に名城大学にて日本設計工学会東海支部研究発表講演会主催の「日本設計工学会東海支部研究発表講演会」が行われ、大学院 工学研究科修士課程 西脇研究室 2年 川元信国さんが学生優秀発表賞を受賞しました!
この講演会は、中部地区の大学を中心に関東や関西、中国地方からも研究者が集まり発表を行うものです。今回は全部で41件の発表があり、学生優秀発表賞は優秀だった数件の発表にのみ与えられるものです。
川元さんは塑性加工分野で「V曲げ成形金型の設計手法の検討」を発表しました。これはV字形状にアルミニウム合金版を曲げるときの金型の設計に関する研究となります。板を曲げる際に発生するスプリングバックという現象により、金型と曲げた後の板の形状が一致することはありません。そのため、通常はCAEを用いてシミュレーション解析を行うことで板の形状を予測し、金型形状を決定しています。
それに対し、川元さんの研究は金型の寸法とスプリングバック後の板の寸法の関係を、ニューラルネットワークなどの近似関数を用いて学習させ、CAEを用いずとも金型の形状決定を可能にするという研究で、金型形状を作る際の時間的・費用的コストの削減が期待できます。
日本設計工学会東海支部
http://www.jsde.or.jp/tokai/pdf/KouenkaiH30Program.pdf
この講演会は、中部地区の大学を中心に関東や関西、中国地方からも研究者が集まり発表を行うものです。今回は全部で41件の発表があり、学生優秀発表賞は優秀だった数件の発表にのみ与えられるものです。
川元さんは塑性加工分野で「V曲げ成形金型の設計手法の検討」を発表しました。これはV字形状にアルミニウム合金版を曲げるときの金型の設計に関する研究となります。板を曲げる際に発生するスプリングバックという現象により、金型と曲げた後の板の形状が一致することはありません。そのため、通常はCAEを用いてシミュレーション解析を行うことで板の形状を予測し、金型形状を決定しています。
それに対し、川元さんの研究は金型の寸法とスプリングバック後の板の寸法の関係を、ニューラルネットワークなどの近似関数を用いて学習させ、CAEを用いずとも金型の形状決定を可能にするという研究で、金型形状を作る際の時間的・費用的コストの削減が期待できます。
日本設計工学会東海支部
http://www.jsde.or.jp/tokai/pdf/KouenkaiH30Program.pdf