2019.04.22 先生の活躍/大学院/学生の活躍
修了した留学生のご両親が中国から指導教員を表敬訪問しました
坪井准教授と鞠さんとそのご両親
昨年度に本学大学院工学研究科修士課程を修了した留学生の鞠千里さんとそのご両親が、4月9日(火)に指導教員である坪井涼准教授を訪問のため来学しました。鞠さんのご両親は「親元を離れて慣れない日本で暮らし、生活していけるのか心配だったが、無事大学院まで修了した息子を誇りに思っている。大同大学の関係者の皆さん、 特に指導教員の坪井先生には心から感謝している」とお礼を述べられました。
鞠さんは2013年に中国長春工業大学を卒業し、日本での留学のために来日しました。語学学校で日本語を学んだ後、研究機関の研究生などを経て2017年に本学大学院に入学、今年3月に修了しました。4月からは東海市にある伊藤機工株式会社に就職し、技術開発を行う部署に勤務しています。ショットピーニングなどの表面改質と呼ばれる技術開発に携わり、機械要素のなかでも重要であるしゅう動面(摩擦する面)の性能改善に関する仕事を行っています。修士課程においてもトライボロジーと呼ばれる摩擦に関する研究を行っており、本学大学院で学んだ様々な知識や経験を活かして産業界での活躍が期待されます。