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2022.02.26 学生の活躍/電気電子工学科

電気学会高電圧研究会で発表を行いました/電気電子工学科 川口健太さん、荒瀬 甚さん

ミニチュア洋上風車モデルへの電撃実験風景

ミニチュア洋上風車モデルへの電撃実験風景

2022年1月20日(木)・21日(金)に電気学会高電圧研究会がオンラインで開催され、電気電子工学科植田研究室4年生の川口健太さんと荒瀬甚さんが研究成果を発表しました。川口さんは再生可能エネルギーとして最近特に注目されている洋上風車の、羽根(ブレード)への雷撃特性をミニチュアモデルを用いて実験し、海水の塩分の影響についての検討結果を発表しました。また荒瀬さんは落雷位置標定システムの一種であるBlitzortungを用いて、福井県のあわら北潟風力発電所への冬季雷の落雷位置標定の精度について検討した結果を発表しました。冬の日本海は季節風が強く洋上風車に適した場所ですが、冬季雷というエネルギーの大きな雷からの保護が問題となっています。これらの研究結果は、今後の洋上風車開発を推進する上で貴重なデータとして注目され、全国の風車事業者や研究者から質問が相次ぎました。これらの経験は後日電気電子工学科で行われた卒業研究発表会の自信になったことはもちろん、卒業後の就職先で課題解決を図る際の取り組み姿勢に役立つことを期待したいと思います。
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