2018.04.13 先生の活躍/学生の活躍/情報デザイン学科 プロダクトデザイン専攻
白川町の特産ヒノキ(東濃ヒノキ)の製品開発プロジェクトで製品化が決定!
左から「積み木」、「ネクタイピンとピンバッジ」、「ポケットティッシュボックス」
2017年3月からプロダクトデザイン専攻の有志学生約30人が取り組んでいる、白川町の特産ヒノキ(東濃ヒノキ)の需要拡大と魅力ある製品開発を目標としたプロジェクトで、学生が提案した作品の製品化が決定しました。
昨年7月に白川町で行われた報告会で本学の学生から24点の試作品が提案されました。その中から、プロジェクトに携わる多くの方々や木工業者の意見を取り入れ、「積み木」「ネクタイピンとピンバッジ」「ポケットティッシュボックス」の3点の製品化が決まりました。木工業者との製品改良の意見交換、採算性の見通し検討、生産体制の確立など、様々な課題を乗り越えてここに至りました。
学生の指導に携わったプロダクトデザイン専攻の横山弥生教授は、「どの製品も東濃ヒノキの温かみと香りの特徴を活かした素敵な製品になりました。他にも良いアイディアはたくさんありましたが、コストや生産体制など現実的な問題を考慮して、3作品の製品化が決定しました。学生たちには自分たちが手掛けた作品が製品化される喜びと、優れた作品の全てが製品化されるわけではない現実を噛みしめ、この経験を今後の制作活動に生かしてもらいたいです」と話していました。また、このプロジェクトの繋がりが卒業研究にも生かされ、東濃ヒノキを使用した作品展開を続けていく予定です。
なお、5月末頃に白川町にて製品発表会の開催を予定しています。
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