2019.10.02 先生の活躍/建築学科 かおりデザイン専攻
室内環境学会講演会を企画運営し、趣旨説明・総括を行いました/山口一教授
盛況な講演会の様子
9月6日(金)に幕張メッセ国際会議場にて行われたJASIS2019にて、山口教授が室内環境学会講演会を企画・運営し、趣旨説明・総括を行いました。
JASISはJapan Analytical & Scientific Instruments Showの頭文字で、2012年の第50回分析展(日本分析機器工業会)と第35回科学機器展(日本科学機器協会)を機に、合同展の統一名称として決めれらました。アジア最大規模の分析機器・科学機器関連の展示会です。
講演会は「 IoT社会の室内環境センシング -生体センシングからスマホの活用まで-」というタイトルで行われました。
最近は、インターネット経由でセンサーと通信機能を有した機器を繋げるIoT技術が急速に進み、室内環境のモニタリングにも応用されています。本技術により、医薬品製造施設や医療施設などの施設管理に関する検査時間の大幅短縮や精度向上ばかりでなく、一般住居における室内環境の簡易測定などの分野への展開も期待されています。本講演会では、話題となっている生体センシングにもふれ、本技術に関連した分析・評価法の概要、実施例および今後の課題などを、本分野の専門家と国内で関連機器を提供されている企業の方が講演しました。
参加者は50名以上となり、会場がほぼ満席となる盛況な会でした。大学・研究機関の他、電機メーカー、医薬品・食品・化学メーカー、建設関連企業及び環境測定機器関連企業など、様々な分野の方々が参加しました。