2019.12.12 先生の活躍/情報システム学科 コンピュータサイエンス専攻
計測自動制御学会で論文賞を受賞しました/上田浩次教授
論文賞を受賞した上田教授
本学情報システム学科の上田教授が、2018年3月に計測自動制御学会論文集に掲載された論文「準ミリ波を利用した路面上の水と氷の判別方法」にて「論文賞」を受賞しました。
論文賞は、計測自動制御学会が関与する科学技術の分野において、学問技術の発展に寄与するところの大きい論文の著書に対し贈呈されるものです。その贈呈式が2019年9月12日に広島大学東千田未来創生センターで開催されました。
この論文は、通常では見分けがつけにくい車両の走行路面上の水膜と氷膜の違いを電波式センサを利用して判別する方法を提案し、実験室レベルでの有効性を確認しています。このようなセンシング結果がドライバーへ情報提供されることで走行上の危険状態が認知され、安全運転支援向上、社会貢献へとつながります。