X棟を研究対象として実施された渡邊研究室および岡本研究室に所属する４年次生による2021年度の卒業論文５題について、法人本部管財室の高橋室長および西村室員を招いた意見交換会が、2022年2月25日(金)13:00～14:25にX0202講義室にて開催されました。
卒論発表会では時間の制限もあり、研究成果について十分な議論ができなかったこともあり、改めて意見交換をすることで、今回の研究成果が少しでも今後の施設運用に役立てばという趣旨で行われました。
また、当日は、渡邊研究室、岡本研究室に配属された３年生の希望者と、さらにはＸ棟を設計した株式会社日建設計から設備設計担当者の佐藤様にもご出席いただきました。
Ｘ棟は校舎のあちこちに「見える教材」として活用できる工夫が凝らされています。
しかし、今回の卒論は、X棟の「熱」「音」「光」と目に見えない要素を研究テーマとしており、X棟がまさにそのコンセプトどおり「生きた教材」であることが伺えます。
当日は、佐藤様をはじめとするプロの視点で多くの質問があり議論を深めることができ、また次年度以降へと繋がる課題等も提起され、大変有意義な意見交換となりました。
学生にとってはまさに「実学主義」に沿った、実践的な場になったのではないでしょうか。