5月11日(土)に開催された、公益財団法人「堀科学芸術振興財団」の研究助成発表会において、情報システム学科 コンピュータサイエンス専攻の荻野正雄准教授が優秀賞を受賞しました。
　この賞は、愛知県内に所在する大学・公的研究機関において、医学プロジェクト、医工情連携研究プロジェクト、理学、医学の研究に従事する研究者に対して公募により研究費の助成が行われているもので、その中でも荻野准教授は第2部の「情報科学」の分野で優秀賞を受賞しました。
　受賞対象研究課題は、「持続可能な計算力学シミュレーションの実現に向けた大規模データ操作に関する研究」です。この研究は、スーパーコンピュータやクラウドなど、大規模情報システムの持続可能性を改善するために、大規模な数値計算データを興味領域の精度を保持したまま大幅に容量削減する手法Adaptive JHPCN-DFを提案したものです。計算科学分野の様々な数値計算データに応用可能な技術となっています。