ニッポンの宇宙探査最前線をテーマに講演しました/澤岡昭名誉学長
2月18日(土)知多中央図書館にて澤岡昭名誉学長が『ニッポンの宇宙探査最前線~「はやぶさ2」の成果と月着陸計画~』と題して講演しました。
講演の前半では、探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰った鉱物に生命の源であるアミノ酸が含まれていたこと、鉱物結晶中に水が存在したこと、さらには、澤岡先生がこれまで発表された論文から推定したリュウグウ誕生のシナリオも紹介されました。
後半では、月に存在する水資源を求めた国際競争が始まっていること、アメリカとの良好な協力体制のもと、将来、日本人宇宙飛行士が月へ上陸する可能性もあることなどが紹介されました。
講演では、質問の時間も設けられ、木星などのガス惑星はどのような物体なのか?などの質問に澤岡先生が丁寧に答えられていました。