日本建築学会主催「第64回全国大学・高専卒業設計展示会」にて展示されます/原田悠翔さん
原田悠翔さんの卒業設計作品「風が吹けば兼山が儲かる」
一般社団法人 日本建築学会が主催する「第64回全国大学・高専卒業設計展示会」にて、建築学科建築専攻 船橋仁奈研究室の卒業生 原田悠翔さんの卒業設計作品「風が吹けば兼山が儲かる」が展示されます。
本展示会は、全国の大学・短期大学・高等専門学校など建築系学科で2022年度に行われた卒業制作の中から、優秀作品を展示するものであり、全国30会場を巡回します。
名古屋では2023年11月28日(火)〜12月3日(日)まで、公益社団法人 名古屋まちづくり公社 名古屋都市センターにて開催される予定です。
以下、原田さんの作品コンセプトです。
「風が吹けば桶屋が儲かる」とは、ある事象の発生により、一見すると全く関係がないと思われる場所・物事に影響が及ぶことの喩えです。
岐阜県可児市兼山はかつて商業地として栄えましたが、現在は街並みにその痕跡が断片的に残るのみであり、過疎化が進む一方のエリアです。私は、一見すると関係を持たない兼山の要素を寄せ集め、それらを縫い合わせるような建築を計画しました。
兼山に風が吹けば、涼しい風がめぐり、人々が集まり、賑わいを生んでいきます。今ある兼山の資源を活用し、人々の日常生活にフィードバックしていくことで、新たな兼山の地域コミュニティを生み出そうとする試みです。
■日本建築学会「第64回全国大学・高専卒業設計展示会」出展作品リスト
https://www.aij.or.jp/sotsuten_2023.html
■日本建築学会「第64回全国大学・高専卒業設計展示会」巡回展
http://news-sv.aij.or.jp/sotsuten/2023/2023.pdf