日本機械学会「2023年度年次大会」で研究発表を行いました/神戸駿斗さん、田村文乃さん
発表題目『乗り移り成功率向上を目指した紙製空中ブランコロボットの改良』(発表者 田村さん)
2023年9月3日(日)~6日(水)、東京都立大学南大沢キャンパスで開催された一般社団法人日本機械学会主催2023年度年次大会において、大同大学大学院工学研究科 機械工学専攻の神戸駿斗さん、田村文乃さんが空中ブランコロボットに関する研究発表を行いました。
神戸さんによる『機械的位置エネルギーを利用した紙製空中ブランコロボットの3Dモデルの開発と解析』では、紙製空中ブランコをコンピュータ上で解析できるようにするための解析モデルの開発とその解析結果について解説しました。質疑応答では、マルチボディダイナミクスに関するモデリング手法や、解析時に人的要因の排除に関する問題点の指摘があり、特にばらつきを考慮した解析の重要性の提案がありました。
田村さんによる 『乗り移り成功率向上を目指した紙製空中ブランコロボットの改良』では、紙製空中ブランコロボットの初期姿勢が成功率に及ぼす影響と、機体の姿勢、角度、角速度について詳細に解説が行われました。発表終了後には、解析結果や実機測定方法などについて活発な議論が行われ、今後の研究において注目すべき点について多くのアドバイスを御参加頂いた研究者から頂きました。
〇日本機械学会 2023年度 年次大会