スピーカーコンテストで受賞しました/機械システム工学科 大嶋和彦教授
大嶋教授の賞状(上)と作品(下)
10月8日(日)で広島のオーディオサークル・オメガの会が主催するスピーカーコンテストに工学部 機械システム工学科 大嶋和彦教授が参加しました。
グランプリ以外に4つの部門賞があり、そのうちの雛スワン賞に大嶋教授が選ばれました。
コンテストのレギュレーションは「100サイズの段ボールにスピーカー1組が入ること」です。
大嶋教授は、スピーカーユニットの後ろ側から出た音をホルンやトランペットのように徐々に広がる管に導いて低音を補強するバックロードホーンという方式のスピーカーを、薄い板材を格子状に組み上げることで製作しました。
コンテストでは試聴による音質だけでなく、種々の音響特性も計測し、作品のコンセプトやデザインも評価されます。
また、受賞にあたって、選考委員の方から以下のようなコメントをもらいました。
【選考委員のコメント】
ユニットの駆動力と音圧から考えてこれまでの常識にはなかった薄板でバックロードホーンに挑戦した。
中高域の張り出しと低域の出方は確かにバックロードホーンのものであり、高い空間再現性を実現している。
実は底面積が大きいと長岡先生が指摘する従来のスワン型スピーカーに較べ、卓上においても違和感のないサイズとデザインである。