2024.04.09 地域連携 学生の活躍 機械システム工学科
新城市の林道をレーザー計測ドローンで飛行して点群データの計測を行いました/田中駿吏さん
田中さんと計測システム
2024年2月7日に、機械システム工学科 橋口研究室 田中駿吏くん(2024年3月卒業)が森山環境科学研究所の林道点検の実証実験に参加しました。
東三河ドローンリバー構想推進協議会の協力の元に実施された「UAVレーザーによる林道点検の省力化」の実証実験において、新城市林道、船着山線をドローンで飛行してデータのサンプリングを行いました。
田中くんが作った「360度LidarとRaspberry Pi4を用いた点群計測システム」を搭載したドローンが飛行して、崩落箇所の計測を行いました。
林道のような葉が茂った場所では、カメラを使った計測では3次元データの再現が難しいため、Lidar(レーザー距離計)を利用した計測が有効です。田中くんの研究は、林道や山道のような自然地域の調査を、低コストで実施する可能性を見せてくれました。
〇今回の実証実験に参加した企業・研究所
有限会社森山環境科学研究所: 計画・立案・開発・飛行・データ分析
タケダビデオ: 飛行補助・説明・撮影
コニカミノルタ株式会社: 受付・説明
三信建材工業株式会社: 飛行補助・説明
大同大学: レーザー計測システムの開発