2024.05.06 学生の活躍 情報学部 情報システム学科 機械システム工学科
小型ロボット競技会”BRAVE”にて大活躍しました/ロボット研究部
優勝した行方さん(表彰式の様子)
2024年3月24日に行われた第32回BRAVEにて、ロボット研究部の行方祐介さん(情報システム学科・4年)が優勝しました。
また、三宅正也さん(機械システム工学科・3年)が4位入賞、加藤颯さん(機械システム工学科・4年生)がアイドル賞を受賞しました。
BRAVEとは、凹凸のあるフィールド上で複数のロボットがバトルロワイヤル形式で戦う無線ロボット競技です。
ロボットは授業やロボット研究部で学んだCADで設計を行い、ロボット工房にあるNC工作機を用いて部品レベルから製作しました。
アルディーノという小型コンピュータを搭載しており、プログラムされた動作を赤外線リモコンを使って実行させることができます。
本学のロボット研究部はこの大会の常連で、毎回複数名がエントリーし、これまでに数々の賞を獲得してきました。
行方さんは前回の優勝者で、三宅さんは前々回の優勝者です。
2人は持ち前の操作技術と優れた機体性能で順調に勝ち進んでいきましたが、そんな2人が準決勝で対戦することになります。
部内でも練習相手として指名し合うほど仲の良い友人でありライバルでもある2人の対決は、ロボット研究部の部員だけでなく他大学からの参加者も大注目のベストバトルとなりました。
結果は行方さんが勝利し、そのままの勢いで優勝しました。
三宅さんは行方さんとの戦いで機体が損傷してしまい、4位という結果で終わりましたが、試合後2人は笑顔でお互いの健闘を称え合っていました。
アイドル賞は、大会の中で一番印象に残ったロボットを参加者による投票で決めるものです。
今回、加藤さんは、多くのロボットがタイヤを使って移動することが主流とされる中、犬のように4足で歩行するロボットで参加しました。
競技では、前進、おすわり、お手の3種類を組み合わせて戦いましたが、そのユニークで独創的な動作に会場はおおいに沸きました。
3人以外の部員も前回より順位が上がっており、ロボット研究部全体としてもとても実りのある大会になりました。