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2024.10.17 先生の活躍

日本化学会誌に掲載された研究論文がSelected Paperに選ばれ表紙を飾りました/田中宏昌教授

教養部化学教室の田中宏昌教授の研究論文が、日本化学会の国際論文誌”Bulletin of the Chemical Society of Japan”に掲載され、編集部の選ぶ優秀論文(Selected Paper)として内表紙を飾りました。この成果は、東京大学および九州大学との共同研究によるものです。内容は、「コンピュータを活用した、超高活性アンモニア生成触媒の設計」です。共同研究グループは、窒素ガスと水を用いたアンモニア合成反応(窒素固定反応)において、触媒活性の世界最高記録を保持しています。本研究では、触媒活性のさらなる向上を目指し、改良型触媒の計算スクリーニングを行いました。本研究において、田中教授は触媒設計と計算データの分析を担当しました。

※論文のタイトルなどの情報は以下の通りです。

雑誌名:Bulletin of the Chemical Society of Japan
論文タイトル:Computational screening of PCP-type pincer ligands for Mo-catalyzed nitrogen fixation
著者:Akihito Egi, Hiromasa Tanaka, Taiji Nakamura, Kazuya Arashiba, Yoshiaki Nishibayashi, Kazunari Yoshizawa
DOI 番号:https://doi.org/10.1093/bulcsj/uoae041

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