本学の学生が多く所属し、愛知県知多半島を拠点に環境活動を行う学生団体「命をつなぐPROJECT 学生実行委員会」がこの度、令和2年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました！
　緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰は、緑化活動の推進や緑化思想の普及啓発について、顕著な功績のあった個人又は団体について内閣総理大臣が表彰するものです。

■受賞理由（功績概要全文まま）
同委員会では、知多半島臨海部等に立地する連携企業12社の企業緑地を地域本来の自然に再生するため、学生ならではの視点で連携企業に対して具体的な取組を提案し、企業とともにビオトープをテーマとした「つなぎの水辺作戦」、生きものの住処を整備する「いきものアパート作戦」、動物達の安全な移動経路を考える「イノチの抜け道作戦」等による緑地管理に取り組んでおり、地域の生物多様性の向上や生態系ネットワークの形成に貢献している。また、連携企業が地元住民に緑地の魅力を体感してもらうため開催する緑地公開イベントや、知多半島で開催されるその他のイベント等にも積極的に参加し、地域の魅力を発掘している。この「命をつなぐPROJECT」は、企業、NPO、学生、行政等の多様な主体の協働による取組であり、近年では知多半島を飛び出し県内全域に活動の域を拡げるなど、愛知県内でも先進的な取組として注目が集まっている。活動の様子は、学生自身による取材、編集により発行されているフリーペーパー「ecoReco aichi」に記事として掲載されており、駅への設置やイベント等での配布により、地域住民等に対して企業緑地や地域の魅力を伝えるとともに、生物多様性や生態系ネットワークの重要性を発信している。

　例年であれば当表彰は、内閣府が主催する「みどりの式典」にて天皇皇后両陛下御臨席の下に授与されますが、今年は新型コロナウイル感染拡大の状況に鑑み、開催が取りやめとなっています。