現実の課題に挑む授業『建築設計1』D-Learningの最終発表会が開催されました
金賞を受賞した今井さんのプレゼンの様子
建築学科建築専攻2年生前期に開講される「建築設計1」(通称:D-Learning)は、実社会の課題を採りあげることで、現実の制約や課題の厳しさに触れながら建築設計を学ぶ特色ある授業です。2019年度のテーマは「岩倉の家」。岩倉市に住宅を建設予定である依頼主の要望に基づいて、戸建住宅の設計を行う課題でした。間口約8m、奥行き約60mと細長く特徴的な敷地に、木造平屋建ての住宅を提案して欲しいとの要望に応え、学生達は約2ヶ月の間、本課題に取組んできました。
その総仕上げとして2019年9月10日(火)、施主様を本学にお招きして公開講評会を開催し、学生達は自身の計画案のコンセプトや拘りのポイントについてプレゼンテーションを行いました。
この公開講評会では、施主様から優秀者に金賞・銀賞・銅賞の各賞が送られたほか、実際に本物件の設計・施工を担当される工務店様からも賞が送られました。
なお、金賞に選ばれた作品は、実際の設計案のベースとして採用されることとなります。各賞の受賞者は以下の通りです。
金賞:A18012 今井香樹「自然が造り出す家」
銀賞:A18072 古木美有「2人という暮らし方」
銅賞:A18010 猪上人海「中庭がつなぐもの」
銅賞:A18053 田中瑞季「Cut Circles HOUSE」
株式会社丸協賞:A18051 田口裕人「写り/映り/移り 変わる」
株式会社丸協会長賞:A18063 羽根凛花「光降り注ぐ、やわらかな家」