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NEWS

2024.07.01 大学院 学生の活躍

ミラノ工科大学への留学報告会を開催しました!/中野創大さん、小林宥貴さん


留学した中野創大さん(左側)と小林宥貴さん(右側)

6月27日(金)に本学B0201講義室にて、イタリアのミラノ工科大学に留学した、大学院工学研究科 修士課程 建築学専攻2年の中野創大さんと小林宥貴さんによる留学報告会が開催されました。
中野さんと小林さんは、ミラノ工科大学と本学(大学院建築学専攻)との間で締結した「学生交換留学に関する協定書」に基づき、2023年9月から半年間、ミラノ工科大学大学院に留学生として在籍しました。現地で撮影した写真を使いながら、授業内容や生活だけでなく多くの建築遺産などを実際に見学した様子が報告されました。
報告会には教職員・学生が参加し、質問も多数寄せられました。

この留学制度については、休学することなく本学大学院に在籍したままミラノ工科大学の正規の授業を履修することができ、修得した科目は、本学の授業科目に読み替えて認定されることも可能です。

中野さんはインタビューで、「ミラノ工科大学で学んだことは、環境負荷を考慮した建築デザインです。大同大学では個性的で自由なデザインで設計していましたが、ミラノでは実現性の高いデザインを学びました。特に、環境解析などの実務的なソフトウェアを習得しました。これによって、帰国後には、設計への解像度が上がり、より現実的な提案ができるようになりました。留学して良かったことは、自分に自信がついたことです。留学先では、異なる言語や文化を乗り越えて、半年間を楽しく過ごすことができました。この経験は、特にコミュニケーション能力を向上させてくれました。その堂々とした姿勢は、帰国後の就職採用試験で面接官の方から、話しやすい、信頼できると、好印象を与えて内定をいただくことができました。」と語っています。

小林さんはインタビューで、「ミラノ工科大学で学んだことは、バックグラウンドの違う人々と協働する上では失敗を恐れずにコミュニケーションを取ろうとする姿勢が大切だということです。みんなも英語が第一言語ではない、細かいことを気にして動けないよりも、とにかく行動し歩み寄る姿勢を見せることの大切さを学びました。留学してよかったことは、意外と自分の限界を決めているのは自分や周辺環境であることを実感できたことです。ビザ申請もイタリアでの生活も、留学前は不安でしたが、やってみるとなんとかなることばかりで、留学前に想定していた悪いことは案外起こらないということを実感しました。」と語っています。

会場の様子

 

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