第29回かわさきロボット競技大会にて決勝トーナメントに勝ち上がり企業賞を受賞しました!/ロボット研究部
カフェサウダージ賞の受賞の様子
2024年8月25日に行われた第29回かわさきロボット競技大会にロボット研究部から3チームが出場し、うち2チームが企業賞である「カフェサウダージ賞」と「川崎マリーンロータリークラブ賞」を受賞しました。
かわさきロボット競技大会とは、ラジコンカーに武器となる脚・腕構造を付与したロボットによる異種格闘技戦で、1チーム4人で戦います。
「カフェサウダージ賞」を受賞したのは、工学部 機械システム工学科2年 小柳陸さんをキャプテン(=ロボット操縦者)とする、機械システム工学科3年 森宥翔さん、工学部 機械工学科1年 蟹江尚史さん、工学部 電気電子工学科1年 伊藤海翔さんから成るチームです。
初戦で機体トラブルに見舞われたものの辛勝し、その後チーム一丸で整備を行い、決勝トーナメントまで勝ち進むことができました。
「川崎マリーンロータリークラブ賞」は、工学部 機械システム工学科3年 三宅正也さんをキャプテンとする、工学部 機械工学科4年 松村恭祐さん、工学部 機械システム工学科2年 本多航さん、機械システム工学科1年 兒門昊さんから成るチームです。
キャプテンである三宅さんは種々の大会で受賞歴があり、競合他校にもその名が知れ渡っているロボット研究部のエースで、その操縦技術にロボット研究部の部員も期待を膨らませていましたが、その期待に応え予選を勝ち上がりました。
本学のロボット研究部はこの大会の常連で、これまでに数々の賞を獲得していましたが、新型コロナウイルスの影響によって先輩から後輩への技術継承が困難となり、コロナ後の大会では書類審査に必要なロボットを製作することすらままなりませんでした。
そんな現状を変えようと部員たちが奮起し、切磋琢磨しあって優れた機体を完成させ、3チームが大会に出場し、そのうちの2チームが入賞することができました。
今回の参加チームは72チームで、残念ながら3位までの入賞は逃したものの、協賛企業の推薦による企業賞を獲得することができました。
今大会は現在の部員全員にとって初めての経験で、出場できたこと自体が良い刺激となり、入賞できたことも含めて今後の活動につながるとても実りのある大会になりました。
川崎マリーンロータリークラブ賞の受賞の様子