2024.11.19 学生の活躍
第33回BRAVEで 準優勝、4位、アイドル賞を受賞しました/ロボット研究部
三宅さんの受賞の様子
2024年9月23日に行われた第33回BRAVEにて、ロボット研究部の工学部 機械システム工学科 3年 三宅正也さんが準優勝しました。
また、同学科 2年 小柳陸さんが4位入賞、同学科 3年 森宥翔さんがアイドル賞を受賞しました。
BRAVEとは、凹凸のあるフィールド上で複数のロボットがバトルロイヤル形式で戦う無線ロボット競技です。
ロボットは授業やロボット研究部で学んだCADで設計を行い、ロボット工房にあるNC工作機を用いて部品レベルから製作しました。
本学のロボット研究部はこの大会の常連で、毎回複数名がエントリーし、これまでに数々の賞を獲得してきました。
三宅さんは過去にこの競技会で複数回入賞し、優勝経験もあるロボット研究部のエースです。一方、小柳さんは別のロボット競技会での入賞経験のある期待の新人です。2人は持ち前の操作技術と優れた機体性能で順調に勝ち進んでいきましたが、そんな2人が準決勝で対戦することになり、この競技会参加者の大注目の一戦となりました。
結果は見事エースの意地を見せた三宅さんが勝利しました。
準決勝の後、三宅さんは決勝戦に、小柳さんは3位決定戦にそれぞれ臨みましたが、残念ながら共に敗北してしまい、三宅さんは準優勝、小柳さんは4位という結果になりました。
アイドル賞は、大会の中で一番印象に残ったロボットを参加者による投票で決めるものです。
今回、森さんは「くるくる君」という機体名のロボットで参加しましたが、かわいらしい名前とは裏腹に、そのメカニズムは高速回転する武器で戦う武闘派のロボットです。
相手の機体を場外まで弾き飛ばしまうような強力な戦闘力で順調に勝ち進みましたが、あり余るパワーが災いして自分自身が場外に飛んでしまうこともあり、決勝まで進むことはかないませんでした。しかし、毎試合迫力ある派手な戦いを繰り広げたことが参加者に強い印象を与えたため、アイドル賞を受賞することができました。
この競技会は回を重ねるごとにレベルが上がってきていますが、ロボット研究部の上級生はそのレベルアップに良い刺激を受けながらうまく対応できています。
また、今回初めてロボット製作をした一年生は大会の独特な雰囲気を経験することができ、部員全員のモチベーションアップに繋がる実りのある大会になりました。