日本機械学会 2017年度年次大会で発表しました/大学院 古橋海威斗さん
9月3日(日)~6日(水)に(社)日本機械学会が主催する埼玉大学で開催された日本機械学会 2017年度年次大会で、大学院 工学研究科修士課程 篠原研究室 1年 古橋海威斗さんが発表しました。
古橋さんは、9月4日(月)行われた機械力学・計測制御部門の一般セッションで「小型人工衛星に用いる構体パネルの振動解析」と題し、発表しました。
古橋さんは、「ロケットフェアリングには小型人工衛星搭載の厳しい重量制限があります。衛星構体パネル重量を極限まで軽量化し、なおかつロケット燃焼振動に耐えうる構体パネル強度を保持しなければならない設計開発の課題を抱えております。私は有限要素法を用いた構体パネルの形状最適化の研究に着手し、その成果を発表しました。
初めての学会発表だったということもあり、学会がどのようなものなのかわからないため、不安と緊張がありました。論文、プレゼンテーション資料の作成では、文章の書き方など至らない部分が多くあり御指導を受け、発表練習も何度も行い、苦労しながらも学会で発表することができました。この学会の発表を経験して、相手に説明する、理解してもらうというのがどれだけ難しいことなのかということを痛感しました。また、質疑応答、他者の発表を見て、アドバイスを頂き、発表資料の構成やプレゼンの仕方といった大変勉強になることばかりで貴重な経験となりました。研究を進めていくだけでなく、第三者にいかに分かりやすく伝えることができるのかを意識し今後に役立てていこうと思います。
最後に、ご指導、ご協力していただいた指導教員の篠原准教授をはじめ、西堀名誉教授、溝口教授、そして研究室の皆様に深く御礼申し上げます。ありがとうございました。」とコメントしています。