インドネシアのダルマ・プルサダ大学で特別講義をしました/西堀賢司 名誉教授
10月31日(火)、11月1日(水)にインドネシアの首都ジャカルタのダルマ・プルサダ(Darma Persada)大学において、西堀名誉教授が「自動化(Automation)概論」の特別講義をしました。
これは財団法人 海外産業人材育成協会からの依頼によるもので、産業工学科他約90名の学生に対し90分の講義を6回行われました。自動化事例として現在も総合機械工学科 篠原主勲研究室と共同研究中の「有松・鳴海絞りロボット」を紹介し、インドネシアにも「バディック」と呼ばれる伝統的なろうけつ染めがあることから、興味をもたれました。また、からくりによる自動化では「空中ブランコロボット」の紹介をしました。
ダルマ・プルサダ大学はプルサダ(元日本留学生協会)が中心となり、日本での経験を母国に生かそうと1986年に設立された私立大学です。現在の学生数は約4,700人、全学で日本語が履修科目となっています。
講義終了後には学生全員から握手されるほど、たいへん好評に終えました。