一般社団法人日本質量分析学会の学会誌に光田教授が総括執筆した「特集：においの分析」が掲載されました。
　日本質量分析学会誌は1953年の創刊以来、日本における質量分析学の情報交換の場として、装置開発、イオン反応、同位体分析等の主に物理、化学の内容が多く取り上げられてきました。現在では、その内容は質量分析を使った基礎研究から応用研究にまでに発展しています。
　2018年2月号と4月号では、これまで質量分析が利用されているが、特集として取り上げられてこなかった「においの分析」の特集が組まれ、「香気成分や食品異臭と質量分析」「センサと質量分析」など、最新技術の紹介や応用事例紹介などの内容でまとめられています。光田教授は2号にわたる本特集の総括を担当し、においの分析において忘れてはならないヒトの感覚に焦点をあて、ヒトと生活環境のにおいの関係について執筆しました。

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日本質量分析学会誌Journal of the Mass Spectrometry Society of Japan,VOL.66.No.2,92-96,2018
http://www.bunken.org/mssj/search/abst/201802/ms660092.html