日本機械学会の講習会「究極熱効率を達成するための技術戦略」で講習会企画委員会幹事を勤めました/井原禎貴准教授
講習会での様子
1月18日(金)、岐阜大学サテライトキャンパスで開催された、日本機械学会エンジンシステム部門が企画した講習会『究極熱効率を達成するための技術戦略』で井原准教授が講習会企画委員会幹事を勤めました。
舶用大型エンジンから軽自動車用ガソリンエンジンに至るまでの様々な用途のエンジンにおいて、さらなる熱効率向上が求められていますが、エンジンサイズおよび運用形態により、その戦略手法も多種多様です。 SIP 「革新的燃焼技術」プロジェクトでは、自動車用エンジンに 対して具体的に50% の熱効率が目標として挙げられましたが、燃焼技術そのものから少し離れたアプローチも効果的であることが示唆されており、状況に応じた総合的な視点からの対策が重要となっています。
当日は、自動車・発電・船舶分野でエンジン開発に携わる5名の方々から、それぞれの分野での熱効率向上の取り組みをこれまでの経緯や最新の研究成果を交えて紹介がなされ、その後の質疑応答では活発な議論が行われました。