教養部化学教室の田中宏昌教授の研究論文が，国際論文誌”Nature Communications”に掲載され，共同研究先である東京大学および九州大学と共同プレスリリースを行いました。
内容は，「可視光をエネルギー源として，窒素ガスからアンモニアを合成する反応」を世界で初めて開発したというものです。この研究成果は，再生可能エネルギーである可視光エネルギーを，将来のエネルギーキャリアとして期待されているアンモニアに貯蔵できることを示しました。本研究は，東京大学の西林仁昭教授，九州大学の吉澤一成教授のグループと共同で行われ，田中教授はコンピューターシミュレーションによる反応機構解析を担当しました。

論文の資料はこちら
https://www.nature.com/articles/s41467-022-34984-1

共同研究の詳細はこちら
text.pdf (u-tokyo.ac.jp)

東京大学、九州大学のプレスリリースはこちら
常温常圧の極めて温和な反応条件下で、可視光エネルギーを用いて 窒素ガスをアンモニアへと変換することに世界で初めて成功！｜工学部/工学系研究科　プレスリリース | UTokyo-Eng (u-tokyo.ac.jp)
常温常圧の極めて温和な反応条件下で、可視光エネルギーを用いて窒素ガスをアンモニアへと変換することに世界で初めて成功！ | 研究成果 | 九州大学（KYUSHU UNIVERSITY） (kyushu-u.ac.jp)

日経新聞の記事はこちら
https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP644965_Z21C22A1000000/

マイナビニュースの記事はこちら
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20221205-2530220/

Optronicsニュースの記事はこちら
https://optronics-media.com/news/20221202/79506/