• AppStoreからダウンロード
  • GooglePlayで手に入れよう
  • Facebook
  • Twitter
  • Line
  • instagram

NEWS

2024.06.25 先生の活躍 機械工学科

(一社)日本熱処理技術協会の技術賞(粉生賞)を受賞しました!/田中浩司教授


受賞した田中浩司教授

工学部 機械工学科 田中浩司教授が(一社)日本熱処理技術協会の2023年度の技術賞を受賞しました。5月27日(月)~28日(火)に東京工業大学で開催された第97回講演大会にて授賞式が行われました。受賞した題目は「鉄鋼の相変態および炭化物成長のモデリングと組織制御への応用」で、詳細は6月末発行の会員誌「熱処理」3号に掲載されます。
田中浩司教授は、2005年頃から機械構造用鋼の浸炭や炭化物に関する速度論的研究を始めました。折しも高温長時間を必要とする熱処理の省エネ、迅速化、そしてインライン化が叫ばれた時代であり、減圧下でHCガスから炭素を直接浸入させる真空浸炭が社会的にも重要なキーワードとなっていました。田中教授は積極的に産学連携研究を行い、炭素拡散場で炭化物が成長・固溶するモデルを開発し、ガスのON/OFFを繰り返す複雑な浸炭パターンで処理後の材質を予測しました。それらの功績が認められ、今回の受賞に繋がりました。
2023 年度(令和5年度)日本熱処理技術協会 協会賞受賞者はこちら
https://jsht.or.jp/wp-content/uploads/2024/03/2023Award.pdf

この記事をシェアする