2024.11.27 先生の活躍 大学院 学生の活躍 情報学部 情報システム学科 機械システム工学科
RFA規格に基づくロボット・建物設備連携と標準化に関わる研究委託を受けました/吹田和嗣教授
研究の様子
ロボットを導入しやすい環境、ロボットフレンドリー(ロボフレ)環境を実現するため、経済産業省では、2019年度に「ロボット実装モデル構築推進タスクフォース」を設置するとともに、2020年度から「革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」等の予算事業を進められています。ロボフレ環境の実現・拡大に向けて、搬送・清掃・警備などの機能を持つロボットがオフィスビル等の施設内で円滑に活動するための環境を構築を進めています。
2024年度は、これまでの研究開発成果や策定した規格をより発展させる技術検証や、ロボット導入のユースケース拡大に繋がる新たな標準化領域の検証、ロボット導入による利便性や経済性の向上に資する環境の開発を実施する必要があり、機械システム工学科 吹田教授がRFA規格に基づくロボット・建物設備連携と標準化の推進(採択先:株式会社Octa Robotics)からの委託研究を受けました。
移動ロボットに活用される共有マーカーの研究開発を学内の有志(大学院情報学研究科情報学専攻 白山太一さん、情報システム学科の齊藤巧さん、畑中健汰さん、機械システム工学科の増元智己さん、中本子龍さん、竹林弘翔さん)と進めています。
〇関係リンク
ロボフレ環境、ますます拡大中!(令和6年度予算事業での取組) (METI/経済産業省)
当社が標準化を主導する「共有マーカー」規格がRFAから発行されました ― 各社のロボットが共有して利用する画像標識が標準化 | Octa Robotics