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NEWS

2020.04.29 先生の活躍 総合情報学科 経営情報コース

リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議の委員に選ばれました/大東憲二教授

 本学総合情報学科 経営情報コースの大東憲二教授が、リニア中央新幹線静岡工区に係る有識者会議の委員に選ばれました。
 JR東海が2027年の品川-名古屋間の部分開業を目指すリニア中央新幹線は、静岡市の北端部にある南アルプスを横切るトンネルを通す計画です。
 南アルプスには大井川の起点があり、中下流域に住む人たちの水源になっています。この南アルプスを貫くトンネル工事により湧出する水が他県に流れ出てしまう懸念があり、静岡県はJR東海に流量確保と水質保全を求めています。
 リニアの早期開通を目指すJR東海と、環境への影響の回避・軽減を求める静岡県との間で折り合いがつかず、国土交通省が調整役として関与し、双方の一致点を見出すために有識者会議が開かれることになりました。大東教授は環境地盤工学分野の第一人者として7名の委員の内の1人に選ばれ、今後の議論に参加します。
 4月27日(月)には初会合がオンラインで開催され、大東教授は「JR東海は工事で影響が出ないように、(水流出の)兆候が見えた場合にどう対応するかを考えるべきだ」と指摘するなど、問題解決へ向けて発言しました。

 有識者会議の開催案内(国土交通省)はこちら
 http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo09_hh_000077.html
 

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