無線駆動車両走行会を実施しました/川福研究室
9月13日(月)に電気電子工学科 川福研究室の4年生が、研究の基礎学習最終課題として無線駆動車両(RCカー)の走行会を実施しました。
この走行会は川福研究室で毎年実施している研究発表会で、複数のチームに分かれて課題(カメラを搭載したRCカーを別部屋から操作し、走行させるプログラムを作成)に取り組んだ成果を披露します。ドライバーはRCカーに搭載されたカメラの画像をPCの画面で見ながら操作します。
単に走行するだけでなく、チームごとにギミック(仕掛け)を追加することが条件になっており、今回はPCの画面上にスピードメータを表示させて走行を補助したり、クルーズコントロールによる走行やマウスを利用した運転操作などのギミックが搭載されていました。
参加者は機敏に動くRCカーをコントロールするのに苦労しながらもすぐに慣れて、ギミックを用いて走行することを楽しんでいました。
なお、この走行会で指摘された事項や学生自らが気づいた改良点を基に、本格的な卒業研究に取り組んでいきます。
各チームに課せられた課題(条件)は以下のとおりです。
課題(条件)
・チームに分かれて設計する
・貸与のRCカー・基板・カメラを用いる。
・RCカー本体の改造はしない。
・参加者の質問には全員が答えられるようにすること。
=全員がちゃんと参加している事の証。
・ベースとなるプログラム群を改造し、走行プログラムを作成する。
・PCにUSB接続したハンドルとステアリングに連動してRCカーが駆動するプログラムとする。
・RCカーに搭載したカメラ画像をPC上で確認できること。
・走行速度は安全と思われる範囲で各チームで設定する。
・なにかギミックを追加する。
=単に走行できるだけにしない